知人に信越本線を愛する生き字引のような人がいます。
信越本線は 本来近世の中山道・善光寺街道・北陸道に沿って高崎駅から長野駅
直江津駅を経て 新潟駅までの路線でした。
1997年 長野新幹線が開業し 並行在来線区間のうち、横川駅 – 軽井沢駅間が
ナント 廃止!!
軽井沢駅 – 篠ノ井駅間が第三セクターしなの鉄道に移管され、当路線は2区間に
分断、 また、他の区間も複雑に 経営分離されてしまった路線だそうです。
当時は 何といっても 景色が素晴らしいので 不動の人気ナンバーワンの路線だった
とか。。。
難所の峠、碓氷峠の横川駅へも 立ち寄りました。
何といっても 信越本線開業当時から 駅弁を売っていた「おぎのや」の
本店があります。
現在は 富岡製糸場の世界遺産登録応援記念のかけ紙(7月まで)で
名物「峠の釜めし」を提供しています。
そうです。富岡製糸場へ 燃料を新潟へ運んだり 出来上がった絹糸を
横浜の港へ 送り出したりするのに 信越本線は 無くてはならない
輸送手段だったそうで 富岡製糸場と峠の釜めしは 深いかかわりが
あるのだ、ということを 教わりました。
そんな深い話を聞きながら いただいた 「峠の釜めし」
かわらない味で おいしさ ひとしおでございました。<(_ _)>
月: 2014年5月
シャクヤク園 満開でした。
富岡製糸場へ 白馬から出かけた日は
当然 せっかく出たからには ただではかえりまへん!!
あちこち 数か所を見て回りました!
そのひとつ、富岡にある 「シャクヤク園」
ネットで検索しても なかなか出てきません。
さらに 場所を検索しても グーグルマップで 違う場所に
マーキングされるので 事前の念入り調査が必要ですが
富岡のもみじ平総合公園の北側から 左へ 入ってすぐです。
只今 丁度 見ごろですので 手作り看板があり すぐわかりました。
最初は 切り花用の栽培で始まったようですが 白 ピンク 赤と
咲き方こそ フラットですが 大輪の薔薇が一面に咲いているように
見事でした。
うちにも シャクヤクがありますが 花が咲くと頭が重くて ぐらんぐらん
してしまいます。(笑)
おそらく 転倒防止用の 柵の思われる アイアンが 規則的に
組まれてましたけど。
小高い丘の様な立地で 満開のシャクヤクは 見ごたえがあります。
バラやポピーなど 少しだけ 違うお花も 見事に咲いて
色を添えていました。
入場は 300円ですが 入場せず 外から眺めるだけでも
十分に楽しめます。(農家の方 すみません)
お時間のある方は 是非 中へ入って しっかり堪能して下さいね。
こんにゃくパークの無料こんにゃくバイキング
富岡市の新しい観光スポット 先月オープンした「こんにゃくパーク」へ
立ち寄りました。
「こんにゃくバイキングが無料でーす!」
みな 朝食を軽めに済ませたので 大張り切り!!
まずは 2階の工場見学コースへ。
・・・・上からのぞける形式ですが あいにく まだ 工場が稼働して
いないのか?点検中の紙が貼られて 作っている行程は 全く見れませんでした。
1階は 広い売店コーナー そして その奥が こんにゃくのバイキングの
コーナーです。
こんにゃく料理は おなじみの 田楽初め きんぴら 煮物 カレーまでありました!
こんにゃくサラダ 刺身こんにゃくのさっぱり系も。
そして こんにゃくラーメンに こんにゃくうどん こんにゃく冷やし中華。
デザートは こんにゃくゼリー、オレンジ味とグレープ味が並んでます。
群馬県は こんにゃく芋の産地。この会社は こんにゃくの生産第1位と
聞きます。
食物繊維があり カロリーは なし!とてもヘルシーな食材ですから
根強い人気がありますが まさに日本らしい食材。
ご存じのように 味と言うより 食感でしょうか。。。
「無料」と聞くと とりあえず 全種類 味わってみたくなりますが
たくさんあるので やはり 食べたいものだけにしました。
オーソドックスにみそ田楽と こんにゃくゼリーがおいしかったかな?
企業戦略的には こんにゃくをもっと 知ってもらって 食べて 買ってもらいたい、
と言うところだと思います。
食べた後は こんにゃくショッピング!
お菓子に 麺に パンもありました。
私は 切り落としのこんにゃく2KGで500円をお買い上げ~
普通のスーパーで売ってるこんにゃくの10枚以上はあります。
こんにゃく作り 体験コーナーもありました。
これから 夏休み ご家族連れには 特に 喜ばれるスポットかと
思います。
今朝 偶然にも 全国ネットの朝の情報番組で 大きくとりあげられてました。
もちろん 富岡製糸場と組み合わせての見学を勧めてましたよ。
すばらしい!めがね橋
碓氷峠の旧信越本線の遺産 通称「めがね橋」へ
行ってきました!
「すごい!すごい! すばらしーーい!」
久しぶりの感動的な建造物です!
200万個以上のレンガを 特別な工法で仕上げた
昔の鉄道のための橋です。
この時期 新緑にレンガ色がとても美しく
周りに何もないので おとぎ話の舞台の様 素晴らしい!
こちらも 富岡製糸場と同様 世界遺産を目指しているようですが
生糸の出荷と燃料の運搬に使われた 旧信越本線の遺産は
同等の価値があると思います。
徒歩で簡単に 橋の上へ登れます。
新緑のトンネルのような 緑いっぱいの階段の途中に 昔の飯場があります。
すばらしい、すばらしい!
高さは31mとのことですが これだけの橋げたを作る技術は
すごいです。
アプト式鉄道時代の廃線敷を利用して、横川駅~熊ノ平駅の間の約6kmを遊歩道として
現在は整備されてます。
めがね橋を代表する 鉄道煉瓦構造物群 一見の価値ありです。
紅葉の頃もよさそうですね。
世界遺産内定の富岡製糸場
「富岡製糸場 行こうよ!」
昨年 行く予定だったのですが
もたもたしているうちに 世界遺産に勧告され
あっという間に 大変な騒ぎになってしまってます。
それでも 正式に登録されたら もっと大変になるので
昨日 行ってきました。
無料駐車場に止めて 商店街を歩きましたが 昭和レトロ的な
お店がいっぱいあるので びっくりしました!
変にきれいにせず このまま是非残して欲しいと思います。
「上州富岡駅」は 白っぽいレンガで 新築され パンやさんか?
と 錯覚する位モダンでした。
平日で 雨の予報でしたが すごい人!!
新宿駅並みです。
30分ごとに 行なわれる ガイドツアーは 人が多いので数班に分かれました。
テレビ局の取材も 2局 入ってまいた。
ボランティアガイドさんの声が ほとんど聞こえないので
群衆をかき分け 一番前で 聞きました。
いわゆる女工史とは違い 明治政府の政策の中 出来上がった 予算のある
近代化産業の片りんを見ることができます。
立派な作りだからこそ 今に 残っているのでしょう。
機械も 立派です。
政府の模範製糸工場らしく 「一流」を感じさせます。
もちろんいろいろな苦労は 有ると思いますが 悲惨さがないので
いいですね。
でも エピソードとか 苦労話 など 現場ならではの泥臭い話が聞けたら
もっとよかったのに・・・・
それでも 明治には 蚕糸産業が 大きく 日本をリード したことは
間違いありません。
私たちは 今の教育で あまり「蚕」のことを 学ばなかったような
気がしますが 長野に住んでいると 蚕がずいぶん生活に密着していた
事を 知らされます。
富岡は 長野の隣の群馬県ですが 長野も当時から養蚕の関連で
非常に大きく関わっていたそうです。
古いものを残し 昔のことを知る・・ とても 良いことだと思います。
往復で900キロ
先日 お世話になっている方の お母様が お亡くなりになり
白馬から 大阪へ 日帰りで葬儀に参列させて頂きました。
昔 お母様から お習字を習ったことがあります。
「筆」という字の 最後の縦の線の書き方がうまくいかずに
呼吸とコツを 教わりました。
そんな 些細なことをふっと 思い出してしまいました。
長いこと 病と闘っていらした間 息子さんは
白馬 大阪を ひと月に 何度も何度も 往復されたのです。
私は 白馬から 初めて 大阪へ行きましたが
道中なんだか 楽しかったです。
不謹慎なようですが お母様のおかげで 滅多にいかれない
大阪へ 行くことができました。
「ありがとう」
この言葉に 尽きます。
でも この距離を 何度も 何度も というのは
ちょっと大変です。
往復で900キロでした。
息子さんのお母様への 気持ちと看病のご苦労が
身を持って ちょっとだけわかった気がします。
今週は「上を向いて歩こう」
周辺の山 や 林の中を歩くと いろいろな花に出会えます。
イチリンソウ アズマイチゲ キクザキイチゲ ニリンソウ
カタクリ・・・・
こちらは ほとんど 終わりました。
山菜も タラノメ コゴミ ウド ワラビ コシアブラ
周辺の歩ける範囲は ほとんど 終わり!
「じゃ 何が 咲いてるの?」
「・・・・」
今 周辺を見回すと 山桜も終わりましたが
ほうの木の花 タニウツギ オオガメ フジの花・・・
など 樹に花が咲いています!
ほうの花は あのホウバみそに使われる ほうの木の花です。
とても 高いところに咲いています。
オオガメの木の花は アジサイに似ています。
車で走ると 濃い紫色の自然のフジの花が 大きな樹に
たくさん房状についていて とてもダイナミックできれいです。
散歩しても 足元には きれいな自然の花は 見事になくて・・・
にくらしい ヒメジオンが つぼみをつけて 伸びています。
ヨモギも 大きくなって 草ぼうぼうに 一役かっています。(笑)
花にも端境期があるんですね。
ちょうど 今週は「上を向いて歩こう」、てとこですね。
ラーメン激戦区 長野「ゆいが」
長野って 意外とラーメン激戦区なんです。
そして 知りませんでしたが 信州全体でも ラーメンバトル?
いろいろな雑誌で その競争ぶりが 掲載されていますが
ラーメングルメでもないので ほとんど行ったことがありません。
でも 急に昨日「ゆいが」へ行ってみようか!ということになり
信州ラーメンバトルの長野代表のお店へ 行ってきました。
とても小さなお店です。
ざっと見たところ 12席ぐらい・・・
中央の大テーブルは 8人掛けの相席。
でも 店員さんが とても 丁寧で愛想がよいので びっくりしました!
メニューを選ぶ時も とても丁寧に助言してくれるし
食べる時に気になるなら「紙のエプロンの用意もありますけど・・」と
恩着せがましくなくて 気遣ってくれます。
出てきたラーメンは やや小さめに見える器。
どばーーっと 煮干しが泳いでない?というくらい
煮干しのだしが効いた 和風味。
天然だしにこだわって おいしさを追求!という文字が 店内のあちらこちらに
書いてありましたが 確かに 頑張っている感じが
あふれたおいしさでした。
ラーメンは 本当に 人それぞれ好みがありますが
私は 二重丸、花弁つきですね。
「きれいに召し上がっていただいて ありがとうございます」
お会計の時にも さりげなく気のきいた一言を言ってくれます。
お昼時は 混みそうですが お薦めしたいお店です。
新緑に囲まれた不動滝
年に数回は 立ち寄ってみる 糸魚川の
「不動滝」へ行ってみました。
また 。。。。。。ダ―レもいません!!(>_<)
新緑で緑の匂いがぷんぷん しています。
手前の滝は 糸のように岩肌を 女性的に落ちています。
奥の滝 こちらが「不動滝」
その日は いつもより 水量が多く 滝壺の手前で
水しぶきで ビショビショになる仕掛けです。
勇気ある 男性陣 交代で 走りこみます。
轟音とともに すごい勢いで 水がおちているので
笑い声すら かき消されますが なんか おかしい!
マイナスイオンの業務買いです!(笑)
でも こんな 素晴らしいのに もったいないぐらい人がいません。
日光の華厳の滝と何が違うのでしょうか?
回りの山肌には こごみが 林のごとく 伸びていました。
自然の大空間! 是非足を延ばして 行って頂きたい場所です。
個人のお庭のツツジ園 25日まで。
糸魚川の「月華山かねこつつじ園」へ 先週行ってきました。
ここは 国道からも見えるので すぐにわかります!
なんと 約5,500平方メートルの自宅の丘に、親子2代に渡って
自分たち個人で 挿し木から育てた3,500株もの つつじが植えられています。
斜面全体を 白く染め上げるように咲き誇る白いつつじの花と、ところどころに咲く
赤いつつじの花とが織りなす景色は、とてもきれい。
順路に従って つつじの咲く丘の頂上に上がると、満開のつつじの向こうに
新しい新幹線の糸魚川駅 そしてその奥に 日本海が見えます。
普通の方のご自宅が ここまでの規模で咲いているのは すごいことです。
頂上には 東屋がありましたが 中高年のグループさんが
歌を合唱していたので・・・・ちょっと 怪しい雰囲気で
参りました。。。。<(_ _)>
入場料も駐車場も無料ですので 気持ち カンパをしてきました。
平成26年の開園日は、5月25日までだそうです。