「おかのえ」の為 ひとり 餅つき!


北信地方には、今でも庚申講が残っています。
「おかのえ」 ほとんどの方が 知らないと思います。
私も よくわからないですが 昨晩「おかのえ」の飲み会がありました。
もともと中国の暦が 日本に伝わり 独自の庚申信仰を説きだしたので
各地に庚申堂や塔が建てられ、庚申講が組織されたそうです。
互助の考え 生活の知恵のようなもので ここ白馬でも 地元の人の間で
守られ 引き継がれています。
昨晩の仲間だけかもしれませんが なぜかメニューは「すき焼き」と
決まってます。
そして ちゃんと゜ついたお餅’を最後に提供します。
最初に お線香をあげ 掛け軸をかけて 拝みます。
あとは 飲むだけ・・・
「地震は 大丈夫だったかい?」 そんな 挨拶が交わされます。
゜ついた お餅’を用意するために 「餅つき機」を借りてきました。

そして みんなでつく予定でしたが 大雪で・・・・
「ひとり もちつきーーー!」

水加減が心配でしたが 蒸しあがると・・「ちょっと固めかな?」
次に「つく」のボタンをオンにして蓋を閉めずに 餅つき開始!
ウィン ウィン ウィーーン
ペッタン ペッタンとは 全くイメージが異なるので
めちゃくちゃ心配でしたが だんだんに 一部がお餅状になって 
ぐるんぐるん 逞しく 回り続けて 確実にお餅になっていきました。

「出来た、出来た!」
ひとりで 喜んで ひとりで つまみ食い・・・
つきたてのお餅は もち米の香りが プンプンして 甘味があり
美味しいです!
じーーーっと 見つめた 甲斐がありましたぁー!
ちなみに おかのえのお客様には きなこ餅と大根おろしのからみ餅でした。