「富岡製糸場 行こうよ!」
昨年 行く予定だったのですが
もたもたしているうちに 世界遺産に勧告され
あっという間に 大変な騒ぎになってしまってます。
それでも 正式に登録されたら もっと大変になるので
昨日 行ってきました。
無料駐車場に止めて 商店街を歩きましたが 昭和レトロ的な
お店がいっぱいあるので びっくりしました!
変にきれいにせず このまま是非残して欲しいと思います。
「上州富岡駅」は 白っぽいレンガで 新築され パンやさんか?
と 錯覚する位モダンでした。
平日で 雨の予報でしたが すごい人!!
新宿駅並みです。
30分ごとに 行なわれる ガイドツアーは 人が多いので数班に分かれました。
テレビ局の取材も 2局 入ってまいた。
ボランティアガイドさんの声が ほとんど聞こえないので
群衆をかき分け 一番前で 聞きました。
いわゆる女工史とは違い 明治政府の政策の中 出来上がった 予算のある
近代化産業の片りんを見ることができます。
立派な作りだからこそ 今に 残っているのでしょう。
機械も 立派です。
政府の模範製糸工場らしく 「一流」を感じさせます。
もちろんいろいろな苦労は 有ると思いますが 悲惨さがないので
いいですね。
でも エピソードとか 苦労話 など 現場ならではの泥臭い話が聞けたら
もっとよかったのに・・・・
それでも 明治には 蚕糸産業が 大きく 日本をリード したことは
間違いありません。
私たちは 今の教育で あまり「蚕」のことを 学ばなかったような
気がしますが 長野に住んでいると 蚕がずいぶん生活に密着していた
事を 知らされます。
富岡は 長野の隣の群馬県ですが 長野も当時から養蚕の関連で
非常に大きく関わっていたそうです。
古いものを残し 昔のことを知る・・ とても 良いことだと思います。