知人に信越本線を愛する生き字引のような人がいます。
信越本線は 本来近世の中山道・善光寺街道・北陸道に沿って高崎駅から長野駅
直江津駅を経て 新潟駅までの路線でした。
1997年 長野新幹線が開業し 並行在来線区間のうち、横川駅 – 軽井沢駅間が
ナント 廃止!!
軽井沢駅 – 篠ノ井駅間が第三セクターしなの鉄道に移管され、当路線は2区間に
分断、 また、他の区間も複雑に 経営分離されてしまった路線だそうです。
当時は 何といっても 景色が素晴らしいので 不動の人気ナンバーワンの路線だった
とか。。。
難所の峠、碓氷峠の横川駅へも 立ち寄りました。
何といっても 信越本線開業当時から 駅弁を売っていた「おぎのや」の
本店があります。
現在は 富岡製糸場の世界遺産登録応援記念のかけ紙(7月まで)で
名物「峠の釜めし」を提供しています。
そうです。富岡製糸場へ 燃料を新潟へ運んだり 出来上がった絹糸を
横浜の港へ 送り出したりするのに 信越本線は 無くてはならない
輸送手段だったそうで 富岡製糸場と峠の釜めしは 深いかかわりが
あるのだ、ということを 教わりました。
そんな深い話を聞きながら いただいた 「峠の釜めし」
かわらない味で おいしさ ひとしおでございました。<(_ _)>